バラ園のバラと庭の花

花が好きで庭で育てて楽しんでます。

タグ:キズイセン

◎春を呼ぶ庭の花
(4月上旬に撮影)

近所の桜が咲く頃になりますと我が家の庭に色が生じます。
IMG_0004
ウンナンオウバイ/雲南黄梅
(モクセイ科、落葉〜常緑低木)
IMG_0013
晩秋に最も太かった枝を根元で切ったので、本年は少し細い枝に咲きました。
IMGP8548
以上の3枚は南側の東端の株の花です。
IMG_0001
これは北側の西端の株で、幹のように枝を太くして細枝を茂らせています。
IMG_0002
花が終わると開花した細枝の全部を切り詰めます。
IMG_0003
時に切り詰め方を失敗して開花が寂しくなったりしますが、
その後に伸びた枝を上手に伸ばせば素敵な仕上がりになります。
左端に枯れた細枝が残っていますが、
なるべく開花の前に枯れ枝を取り除くと美しい花姿になります。
IMG_0019
枝を伸ばし放題にできる場所でしたら、
花後の緑葉の茂りも素晴らしいので日よけとしても使えるのではと思います。
IMG_0020
ニワザクラ/庭桜
(バラ科、落葉低木)
枝は独り立ちできないような具合に生長しますが、
我が家ではそれなりに太くなったところで樹勢が弱まってしまい、
やむなく根元で切りました。
でも上の雲南黄梅ほどではありませんが、
ひこばえがよく生えるので、ひこばえを伸ばして開花につなげました。
IMGP8557
花もちはいいとは言えませんが、本格的な桜は植えられないので、
友人から小さなひこばえをもらって桜として楽しんでいます。
IMGP8562
フイリガクアジサイ/斑入り額紫陽花
(ユキノシタ科、落葉低木)
IMGP8561
桜が咲く頃になりますと斑入りの葉が茂り始め、白葉も現れますが、
白葉の枝は生長が芳しくなく、開花に繋がったことはありません。
IMGP8550
ベロニカ・オックスフォード・ブルー
(ゴマノハグサ科、多年草)
本年も鉢で元気に開花しました。
余地があれば地植えにして青花コーナーを作ってみたいですが、
花径も葉の大きさもネモフィラよりもだいぶ小さいので、
一年草のネモフィラの方が扱いやすいかもしれません。
IMG_0012
シバザクラ/芝桜
モス・フロックス
ハナツメクサ/花詰め草
(ハナシノブ科、多年草)
この赤に近いような濃いピンク花は丈夫らしく、
手入れを怠っても開花しました。
IMGP8552
クリスマスローズ
ヘレボレス・オリエンタリス
(八重紅白花)
(キンポウゲ科、多年草)
我が家で一番遅く植えた株で、唯一暑さに耐えて残った株でもあります。
この上部に白木香薔薇が枝を張りますから、
白木香が茂り始めると花弁(本当は萼)から紅色が抜けて白っぽくなります。
IMG_0021
ヒマラヤユキノシタ
ベルゲニア
(ユキノシタ科、多年草)
本年は葉の元気が乏しくて咲かないと思いましたが、
例年よりは小さな花房で開花しました。
IMG_0010
キズイセン/黄水仙
イトズイセン/糸水仙
ニオイズイセン/匂い水仙
(ヒガンバナ科、秋植え球根)
我が家では植えっぱなしでも毎年それなりに開花します。
我が家の水仙の中で一番遅咲きですが、香りは房咲き水仙のように強いです。
IMGP8572
ライラック/リラ
(モクセイ科、落葉低木)
昨年に茂りを抑えたせいか、本年は開花数も花房もとても貧弱になりました。
もっともこの白花種は一般的なライラックより開花は早いですが、
花も房も小さいように思います。
IMGP8563
パンジー
サンシキスミレ/三色菫
(スミレ科、一年草〜多年草)
昨年の株がまだ元気に開花しているので時折載せたいと思います。
本年の夏越しはさすがに無理かもしれませんが、一日でも長く開花が続くと嬉しいです。

房咲きスイセン/水仙
(ヒガンバナ科、秋植え球根)
IMG_0311
日本スイセンより中央のラッパの部分の色が淡いですが、
日本水仙同様に香りが豊かです。
IMG_0336
上と似ていますが、これは素晴らしい房咲きになり、
プワ〜〜ッと甘酸っぱい香りが漂います。
IMG_0338
ラッパスイセンと同居して開花
IMG_0339
これはラッパの部分が平たいものの、2色なので目立ちます。
IMG_0444
一番上とこれは我が家の花壇で咲いた白系の房咲きスイセン
IMG_0323
キズイセン/黄水仙
イトズイセン/糸水仙
ニオイズイセン/匂い水仙
本当にいい香りがする水仙で、葉は平たくなくて丸っぽいです。
IMG_0386
花径は2センチくらいの小輪で、我が家の水仙の中では遅咲きです。
IMG_0382
ムスカリ
(ユリ科、秋植え球根)
黄水仙もムスカリも芳香花です。
IMG_0383
このくらいの密集だと、香りは程よい感じです。
IMG_0387
花一輪はスズランのような雰囲気がします。
IMG_0399
ヒヤシンス
(ユリ科、秋植え球根)
ちょうど上のような水仙が咲く頃に、やはり芳香花のヒヤシンスも咲きます。
IMG_0313
フイリビンカ・ミノール/斑入りビンカ・ミノール
フイリヒメツルニチニチソウ/斑入り姫蔓日日草
(キョウチクトウ科、多年草)
ミノールはマジョールよりも葉も花も小さいビンカで、
葉はクリーム色に緑覆輪です。

春本番になり庭が華やかになってきました。

パンジー
サンシキスミレ/三色菫
(スミレ科、一年草)
IMGP3391
黄色と黒のブロッチは香りが一番いいように思います。
DSCN8223
そして色変わりする赤系のパンジー
IMGP3435
真っ赤にはなりませんが、結構濃い色合いになりました。
DSCN8244
キズイセン/黄水仙
イトズイセン/糸水仙
ニオイズイセン/匂い水仙
(ヒガンバナ科、秋植え球根)
他の水仙と同じように植えっぱなしですが、毎年、香り高い花が咲きほころびます。
我が家の水仙の中では一番の遅咲きです。
DSCN8246
我が家のラッパ水仙を本年は撮らなかったので、
近くで咲く、我が家の花より遅咲きのラッパスイセンをパチリ。
DSCN8232
ベロニカ・オックスフォード・ブルー
(ゴマノハグサ科、多年草)
地植えでよく増えるそうですが、
我が家では鉢の中でこじんまりと開花しています。
小さな青花だけでなく秋の紅葉も素敵です。
IMGP3379
ウンナンオウバイ/雲南黄梅
オウバイモドキ/黄梅擬
(モクセイ科、常緑〜落葉低木)
これは北側の西に植えてある株で、本年は開花が多くて素敵でした。
DSCN8242
こちらは南側の東端に植えてある株で、
八重咲きのような具合がちょっと素敵です。
DSCN8233
ムスカリ
(ユリ科、秋植え球根)
ピークを過ぎて枯れが生じていますが、これも植えっ放しです。
本年はむせ返るほどの香気を感じませんでした。
DSCN8226
ニオイツバキ/匂い椿
(ツバキ科、常緑中高木)
香りがあるかどうかわからない場合もありますが、
本年は昨年より花が少ないのによく香りました。
庭が狭いので高木になると困るため、花後に少し強めの剪定を施しました。
DSCN8247
ヤエヤマブキ/八重山吹
(バラ科、落葉低木)
根が張ってくると藪を形成するほどに丈夫です。
それなのに私はこの花が好きで地植えしました。
写真は一輪のみですが、本年はよく咲いてくれました。
昨年は10月くらいまでポツポツ咲いたので、
本年も小粒になりながらも咲くと嬉しいです。
IMGP3406
フイリヒトエヤマブキ/斑入り一重山吹
こちらは葉も小さく、
花径もぐっと小さくて2センチくらいでしょうか。
IMGP3410
アジュガ・レプタンス
西洋キランソウ
(シソ科、多年草)
シソ科で丈夫なはずですが、
他の花色や白斑入りは枯らしてしまいました。
この紫葉になる品種のみが絶えずに頑張っています。
でも地植えにすると一旦は増えても、庭が狭くて他の植物に負けるせいか、
それとも適所でないせいか、枯れてしまいます。
IMGP3419
コデマリ/小手毬
(バラ科、落葉低木)
枝垂れ咲きが好きな私は、本種も庭になくてはならない花です。
IMGP3426
フイリビンカ・マジョール/斑入り
フイリツルニチニチソウ/斑入り蔓日日草
(キョウチクトウ科、多年草)
本年は剪定を間違えたせいで開花がすごく寂しかったです。
蔓がやたら伸びまくっても、
秋から冬に切ってしまうと春の花が少なくなるので注意です。
IMGP3423
エリゲロン・カルビンスキアヌス・プロフュージョン
ゲンペイコギク/源平小菊
(キク科、多年草)
咲き始めは写真のように純白で、老けるに従って紅色に変化します。
左奥に枝垂れている花は八重コデマリです。
八重小手毬は一重種よりかなり剛健なので、
植え場所をよく考慮することをお勧めします。
IMGP3402
ツツジ/躑躅
(ツツジ科、常緑低木)
例年のように載せている紅覆輪咲きのツツジは写真を撮り損ねたので、
こちらの一重咲きの紅色ツツジを載せます。
これは街路樹としてもよく利用してあるツツジで、
この株は北名古屋市へ仕事で行った時、
掘り起こされた一部をもらってきました。
工事人さんに大きなまともな株をどうぞと言われましたが、
枯れるかもしれないので、
根付きの20〜30センチの小さな株をいただきました。
やっと本来らしい花を付けてくれました。
DSCN8252
ニワザクラ/庭桜
(バラ科、落葉低木)
本年は、本来の枝にあまり咲かなくて、これは、ひこばえの花です。
小さな八重咲きの花が連なって咲くのは可愛いくても、
枝ぶりが思うようにできないのが残念です。

ほんのり暖かくなりますと開花
DSCN4270
(3月22日撮影)
ムスカリ
(ユリ科、秋植え球根)
一時はむせかえるほどに咲きましたが、球根を散らしたので香りもほどほどになりました。
DSCN4275
(3月22日撮影)
キズイセン/黄水仙
イトズイセン/糸水仙
ニオイズイセン/匂い水仙
(ヒガンバナ科、秋植え球根)
我が家の水仙の中で一番遅咲きで、香りは一番強いように思います。
DSCN4286
八重クリスマスローズ
ヘレボレス・オリエンタリス
レンテンローズ
(キンポウゲ科、多年草)
DSCN4290
日が当たると次第にピンクに染まります。
DSCN4288
DSCN4289
DSCN4293
DSCN4325
DSCN4326
DSCN4327
(以上は3月25日撮影)
DSCN5479
(5月20日撮影)
日が当たらないと白くなります。
他に白花と小豆色のような濃いピンクの一重咲きがありましたが、
昨年の夏に枯れてしまい、この八重咲きのみになりました。
DSCN4304
(3月25日撮影)
ヒマラヤユキノシタ
ベルゲニア
(ユキノシタ科、多年草)
早春の花で忘れ難いのがこの花です。
まだ肌寒い頃に咲くので、花に気付くのが遅れ気味です。
それでも花弁が厚くて丈夫なので花は長く楽しめます。

映画の前に庭の花をご覧ください。
イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

◎4月の映画

4月は腰痛で外出がままならなかったので1作のみの鑑賞。
本作か「キングダム」かと迷ったが、
潜水艦の作品は久しぶりなので、一番近い劇場で本作を観た。

●『HUNTER KILLER/ハンター・キラー 潜行せよ』
2012年にアメリカで出版されたベストセラー小説の映画化だが、小説は未読。

睡魔に誘われることなく画面は観られたが、
知った顔はグラス艦長を演じたジェラルド・バトラーさんと
ドネガン統合参謀本部議長役のゲイリー・オールドマンさんだけだった。
ロシア側を演じる俳優さんも含めて緊迫感が結構出ていてよかった。
でも何だかスッキリ片付いてしまったので、
その点が本作の評価を低めているのかなと思った。

ロシア近海で米原潜が不明になり、
その捜索に出向いたハンター・キラーは米原潜の破壊された姿を発見し、
ロシア原潜の艦長を含む生存者を救助して捕虜とした。
それと平行にロシアでテロ発生との予想から、
陸地ではネイビー・シールズ4名が情報収集のため、
ロシア原潜の海軍基地を目指して出動した。
その海軍基地では国防大臣一味がロシア大統領を監禁し、
軍事テロを起こそうとしていた。

ネイビー・シールズの大統領救出と
彼らを救出するハンター・キラーの海軍基地への侵入が同時進行するので、
がっちりと画面に吸い込まれた。
それに大統領救出後のハンター・キラーは、
いざ帰還とはならず、海軍基地からミサイル攻撃を受け、
海上ではロシア軍艦からの攻撃を受けようとしていた。
あわや万事休す、の直前、
ロシア軍艦の乗組員は捕虜にしたロシア原潜の艦長の教え子たちとわかり、
軍艦はミサイルを破壊し海軍基地をも攻撃した。

グラス艦長は海軍兵学校出身者ではなく
現場で叩き上げた人物で
幸福のコインを大事にしていたが、
最後にコインを捕虜としていたロシア艦長に手渡して、
めでたし、めでたし、ってな具合。

小説は、ロシアンマフィアやサイバーテロの話が加わるそうなので、
もっと面白いかもしれない。

追記:ジェラルド・バトラーさん主演の『A FAMILY MAN/ファミリー・マン』は、
ビデオスルーされた作品だが、心がほっこりしたい時にお勧めする。


3月〜4月の庭の花
●1枚目:ラッパスイセン/ダッファディル
(ヒガンバナ科、秋植え球根)
植えっぱなしで毎年開花

●2枚目:ヒマラヤユキノシタ/ベルゲニア
(ユキノシタ科、多年草)
今も小さな花房有り

●3枚目:房咲きスイセン
(ヒガンバナ科、秋植え球根)
芳香品種

●4枚目:ムスカリ
(ユリ科、秋植え球根)
時にムスクの強烈な芳香

●5枚目:シバザクラ
(ハナシノブ科、多年草)
これは地植え

●6枚目:芝桜/濃いピンク花
鉢で増えたので一部を地植えに

●7枚目:キズイセン/イトズイセン
(ヒガンバナ科、秋植え球根)
遅咲きで芳香品種

●8枚目:覆輪姫ジンチョウゲ/ダフネ・バークウッディ
(ジンチョウゲ科、半耐寒性常緑低木)
淡い芳香

●9枚目:アジュガ・レプタンス
(シソ科、多年草)
斑入りとシロバナは耐えてしまい、本種だけに

●10枚目:ゲウム・オレンジ・ホビット/西洋大根草
(バラ科、種〜多年草)
八重咲き赤花はまた消滅

●11と12枚目:ブロッチ咲きのパンジー
(スミレ科、一年草)
他にブロッチなしの赤系と黄が開花中

↑このページのトップヘ