バラ園のバラと庭の花

花が好きで庭で育てて楽しんでます。

2020年12月

◎10月の庭の花(3)
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セラトスチグマ
ルリマツリモドキ/瑠璃茉莉擬
(イソマツ科、多年草)
5月になると少しずつ芽が伸び、初夏から開花が始まり、
酷暑だと花を休み、涼しくなると再び開花します。
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花の青さが素敵です。
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鉢栽培のブータン・ルリマツリは枯れてしまったので、
セラトスチグマは本種だけになりました。
現在は茶枯れしているので、そのうち根元で剪定します。
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ヤエヤマブキ/八重山吹
(バラ科、落葉低木)
10月の花にしては大きな花径でした。
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バーベナ・タピアン
(クマツヅラ科、多年草)
涼しくなったので元気を取り戻しました。
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シャボンソウ/シャボン草
サポナリア・オフィシナリス
(ナデシコ科、多年草)
秋花の房は小さくなります。
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ジンジャー
ハナシュクシャ/花縮紗
(ショウガ科、春植え球根)
10年ばかり前に鉢で黄花種を育てましたが、分球に失敗して駄目にしました。
そして3年前にまた球根を買い、今度は地植えにしました。
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南面でも日陰になりやすい所に植えました。
やっと10月になって咲いたものの、オレンジ系の花が咲きました。
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花糸もオレンジ色なので、花弁は違う色だとよかったような気がします。
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シコンノボタン/紫紺野牡丹
(ノボタン科、多年草〜常緑低木)
本種も3年ぶりに開花しました。
夏に水不足になると開花しないので、水を切らさないようにしたのですが、
蕾ができても温度が不足して開花しない場合もありました。
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コムラサキ/小紫
(クマツヅラ科、落葉低木)
綺麗な実月になりました。
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ソフトな色合いだとブドウの感じがします。
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トウガラシ・パープル・フラッシュ/唐辛子
(ナス科、一年草)
実色は赤い場合もあります。
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マーガレット・コスモス
(キク科、多年草)
秋になって蕾が増え、花形もまともになってきました。
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フレンチ・マリーゴールド
(キク科、一年草)
痩せていましたが、花付きが多くなりました。

本日の午後に本格的な降雪が始まりました。
今もちらちら降っています。
間も無く除夜の鐘が響きそうなこの時に、
10月の花を見てくださって、ありがとうございます。
新年が皆様にとりましても、素敵な日々になりますように。

10月の庭の花(2)
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スイフヨウ/酔芙蓉
(アオイ科、落葉〜半常緑低木)
これは珍しく満開と開きかけの蕾が撮れました。
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弁縁がほんのりピンクに染まっています。
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花弁が傷んでいますが、蕾と満開のショット。
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香りはありませんが、ハチやらチョウが来るので、虫には香りがわかるのかも。
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夕方にはこんなに綺麗なお団子になります。
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これは真っ白なので咲いて間もないことがわかります。
朝には上の赤いお団子と純白の花が同時に見られます。
本年は虫が多くて葉がよく食べられました。
虫は食欲旺盛で、まともな形の葉がないほどに食べられました。

次の花は久々の登場です。
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ダルマギク/達磨菊
(キク科、多年草)
平成29年(2017)に開花して以来、まともに咲きました。
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愛知県犬山市のあるお宅の前で鉢花が満開でした。
それに触発されて私も育て始めました。
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昆虫は飛来しますが、毛虫や芋虫の発生はないので助かります。
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来年も咲かせられると嬉しいです。
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日本海側の浜辺で繁殖しているそうで、寒さや暑さよりも湿気に弱いそうです。
そう思って水気を少なくしていると、
いつの間にか葉が萎れているので急いで水遣りしますと、
あら不思議、いつの間にやら元気に復活します。
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この前に雪が葉を覆いましたが、全く平気でした。
花色からして儚げな雰囲気がしますが、いたって丈夫なので私向きの植物です。

◎10月の庭の花(1)
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オシロイバナ/白粉花
(オシロイバナ科、一年草〜多年草)
最初は純白の花しか咲きませんでした。
花のように見える部分は本当は萼なんですって。
蕊の付いている糸のような部分は花糸といい、
その部分も最初は白しかありませんでした。
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オシロイバナは6月くらいから咲き始めますが、開花時は夕方です。
花糸は最初は丸まっていますが、そのうちに伸びてきて、
朝になると再び次第に丸まって、花(萼)も丸まって暑くなる頃には萎れます。
萎れた花(萼)は見苦しいので、できるだけ取り去るようにしています。
花が終わると黒っぽい種がすぐにできます。
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蕊の伸びた様子はとてもユーモラスです。
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蕊の動く瞬間は見たことがないですけど、どこにそのパワーがあるのかしらと思えます。
秋が深まり涼しくなるにつれて花はお昼近くまで咲いていたりします。
しかしながら霜や積雪があると地上部は枯れるのでまた来年ということになります。

次は我が家の猫のクリームじゃなくてヤブランです。
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外が大好きなのは結構ですが、毛長なので枯れ草などがよくまとわりつきます。
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ヤブラン/薮蘭
(ユリ科、多年草)
5〜6月の初夏の陽気になるとオシロイバナやヤブランの芽が伸びてきます。
オシロイバナの生長しすぎたり邪魔な所の株は抜いたり適当な高さでカットします。
カットした株はしばらく待っているとまた伸びて花が咲くようになります。
ヤブランは冬越しして芽が動く前頃に剪定すれば、
その後に美しい葉が伸びてきます。
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本年のオシロイバナは高い部分で1.8メートルほどに伸びました。
この写真の下は剪定して再度伸び始めた株で、もう少しすれば開花が始まります。
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オシロイバナが花盛りになるにつれて、このヤブランも葉が伸びてきます。
でも花は秋まで待ちます。
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9月下旬の頃は紫の蕾だけでしたが、
上は10月2日、下は10月3日の撮影で、
小さな紫の花が開花しました。
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花はとても小さいので、
しゃがんでよく見ないとわかりにくいです。
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満開すると黄色の蕊が紫の花弁に目立つので若干わかりやすくなります。
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花が上から下まで咲きそろった花茎は、まだ見たことがありません。

◎金谷のヒガンバナ
岐阜県美濃加茂市山之上町金谷
(10月3日撮影)

この書庫の前回は、岐阜県海津市の津屋川堤防で咲く彼岸花でした。
今回は、地元、美濃加茂市山之上町金谷のヒガンバナなどをお届けします。
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金谷地区は我が家から車で10分くらい奥にあります。
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田んぼの周囲に咲いています。
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遠景をぼかしてみました。
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ちょうどコスモスも満開でした。
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草に埋もれることなく開花していて素敵でした。
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花は老けると弁縁が白っぽくなります。
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だいぶ老けた花もありましたが、まだ鑑賞には十分間に合いました。
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フェンスの向こうで咲くセンニチコウ
この辺りはイノシシが出るので畑には柵が施されてあります。
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メランポジュームも畑で満開中
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まだ25年ほどしか在住していませんが、
地元にこんな素晴らしい景色があって誇らしくなりました。
金谷の皆様、ありがとうございます。

◎津屋川左岸のヒガンバナ(2)
三重県海津市南濃町
(10月2日撮影)

津屋川堤防で咲くヒガンバナを初めて訪ねたのは、
3年前の平成29年(2017)の9月30日でした。
その年の彼岸花は本年より枯れ始めた所が多かったと記憶しています。
またとても暑かったのですが、
本年は同じように好天であっても、3年前よりは幾分涼しく感じました。
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右上の花の弁縁が白くなっているのは、枯れ始める予兆です。
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なるべく花が多く写るように撮ってみました。
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こんなに花がまばらで草が多い場所もあります。
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空と水面の雲がのどか
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いい感じ
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ここは花が多くて水面も赤く染まっています。
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この辺りの津屋川は水草がいっぱい
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彼岸花の咲く頃しか行ったことはありませんけど、澄んだ水の流れ。
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花の色が変わったのはカメラが変わったから
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川の向こう側を歩いている人もいました。
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向こう岸から眺めるとどんなかしら。
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来年も来れると嬉しい
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いつも右上にある小さな橋の所で折り返しますが、もう少し先でも開花しているようです。
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今回はペット連れの方がよく見られました。

2回お届けした津屋川堤防のヒガンバナは今回で終わります。
見てくださって、どうもありがとうございます。

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