バラ園のバラと庭の花

花が好きで庭で育てて楽しんでます。

2020年07月

「庭の花」の前回は3月の花でした。
4月の花は6月25日の「独り言」の美濃加茂市の桜に付けて載せました。
そこで今回は5月の花になります。
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ツツジ/躑躅
(ツツジ科、常緑低木)
綺麗な咲き具合ではなくとも本年もいっぱい咲きました。
昨年に続いて一重咲きばかりで、
それまでの八重咲き風の花は一体全体どうなってしまったのでしょう。
思い当たるとしたら、鉢内にミミズがいたことがあったからでしょうか。
花色は紅覆輪なしの白っぽい花は数輪咲きましたが、
昨年同様に紅一色は咲きませんでした。
左下の葉は猫の草
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右下の赤い花はゼラニウム
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アマドコロ/甘野老
(ユリ科、秋植え球根)
花は早々に終わってしまうので、つい撮影を忘れそうになります。
斑入り葉はいつまでも美しく、
この鉢植えの株は秋に葉が黄変し、その黄葉も楽しめますが、
地植えの株の葉は薄茶色になると、そそくさと散ってしまいます。
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サルビア・ローゼンワイン
サルビア・ネモロサ・ローゼンヴァイン
(シソ科、多年草)
昨年より花や花房が大きくなりました。
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頂き物のピンク花
(多年草)
葉に赤っぽい筋が入り、花はご覧のように可愛らしいです。
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ダイアンサス・ハイカラ乙女なでしこ・レンゲ星
(ナデシコ科、多年草)
久しぶりに少し花付きが多くなりました。これで多いの? はい。
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ヒオウギ/桧扇
カラスオウギ/烏扇
(アヤメ科、多年草)
スイレンを火鉢に入れて育てていますが、
その火鉢の周囲で咲いてます。
昨年よりも株が少し増えたらしく、花が昨年より多く咲きました。
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イボタノキ/イボタ
(モクセイ科、落葉低木)
友人からの頂き物のピンクの花が咲くライラックの台木で、
ライラックが弱ってきたので、横に生えた台木を鉢で育てています。
枝葉が密生するので生垣に適する樹木で、ずっと育てるかは疑問ですが、
当分は様子を見ていこうと思っています。
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ペチュニアのピンク
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赤系のペチュニアの混植
(ナス科、一年草〜多年草)
2年ぶりに育てました。
前回はそこそこ高い苗でしたが、今回は1株55円ほどでした。
それにしてもピンクが好きで、前回も淡いピンクを選びました。
ピンクだけ別の鉢に植えて、他は混植しました。
本年は長雨で、ピンクは軒下へ移動したりしましたが、
混植の鉢は重いので、そのまま雨ざらし状態。
でもまだ元気に咲いてますので、このまま秋にも咲いてくれると嬉しいです。
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フイリオノマンネングサ/斑入り雄の万年草
セダム
(ベンケイソウ科、多年草)
久しぶりに鉢に植えてみました。
花は春しか咲きませんが、この後に満開になり、花房が大きくなりました。
葉は冬にピンクに染まる場合がありますので、
この鉢植えが綺麗に染まったら、また紹介します。

◎八坂山のコバノミツバツツジなど

時節は7月下旬に入りましたが、
このブログはまだ4月の写真の紹介です。
前回は4月23日に登った鬼飛山で咲いていたイワカガミを紹介しました。
鬼飛山の東隣に大谷山と八坂山がありまして、
以前、大谷山の八十八箇所石仏巡りをした時、
ピンクのイワカガミを見たことがありました。

少し遅いとは思いましたが訪ねてみると、
やはりイワカガミの花は終わっていましたが、
今度はピンクのツツジを見ることができました。

(4月25日撮影)
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コバノミツバツツジ/小葉三葉躑躅(ツツジ科、落葉低木)
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ピンクがとても綺麗でした。
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日当たりが少ない所の樹木は蕾が目立ちました。
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わかりにくいですが、右側の緩やかな道が八坂山で、
左側のくねった道が四国八十八箇所巡拝地の模写霊場で、
大部分の石仏が安置してある大谷山です。
以前に石仏を巡ったことがありましたので、
今回は先ずは八坂山の右下にあたる毘沙門天へ足を向けました。
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こんな道の他に岩場も少しあります。
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毘沙門天付近の岩場に据えられた八十八箇所のうちの石仏
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毘沙門天(元禄8年/1695年建立)のお堂と右手前には新しい東屋
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東方に川辺町の飛騨川にかかる赤い橋がばっちり見えました。
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霊場らしい雰囲気の中、奥へと進みます。
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八坂山城址(室町時代)

ここで一旦駐車場まで戻り、
大谷山の石仏付近に自生するイワカガミの様子を見に行きました。
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花は終わっていましたが、株は以前より広がっていました。
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大谷山八十八箇所の石仏(大正12年/1923年建立)
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石仏はこのような細道の山側に据えてあったりします。
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麓にある駐車場で、この近くから鬼飛山へも登られます。
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八坂山のサービス杖はありがたく利用いたしました。感謝。

この後で道路の向かいに広がる大谷公園で休憩して帰りました。

◎小さな白花
岐阜県美濃加茂市山之上町
(4月23日撮影)

本日は青空が広がってまるで梅雨明けかと思えるほど。
昨日までの豪雨と長雨が嘘のような、暑い夏の日になりました。

4月下旬に標高291メートルの鬼飛山に登りました。
美濃加茂市には西側の登り口が山之上町にあり、
麓には無人寺の賑済寺(シンサイジ)があります。
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賑済寺の白隠禅師の石仏
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美濃加茂市の遺跡として看板が設置してありました。
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2年ぶりに訪ねたら、こんな石塔も設置してありました。
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歩きやすい道もありますが・・・。
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こんな道もあります。
でも西側の登り道は全般的に楽です。
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ヤマツヅジ/山躑躅
(ツツジ科、半落葉低木)
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前回2018年(平成30年)6月12日の記事には載せなかった小さな石仏
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山頂付近にこんな小屋もできていました。
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山頂の看板が楽しくなっていました。
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イワカガミ/岩鏡
(イワウメ科、多年草)
夫はその日で3回目の見学でしたが、
私は相も変わらず腰痛で足が向かず、
やっとの事で3回目に同行できました。
夫の2回目が花のピークでしたが、
3回目でも咲いていた所があって嬉しかったです。
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後ろ姿も可愛いでしょ。
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2年前は花を見て戻りましたが、
今回は東側の登り口がある加茂郡川辺町側へ少し行ってみました。
こちら側の登り道は岩場が多いようでした。
南の方角を眺めると、山の間にうっすらと名古屋駅前のビル群が眺められました。
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帰りは白隠禅師が座禅を組んで修行したといわれる重ね岩を廻って戻りました。
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登り口に置かれた木の枝の杖を利用いたしました。
ありがとうございます。

◎4月の朝倉山真禅院

本日も雨が降ったり止んだりでしたが、
午後4時頃からはすっかり止んで、
今しがた外へ出ますと、
夜空の雲間に久々に星がまばらに輝いていました。

前回まで春の近江八幡を載せてきました。
滋賀県へ出かけると、帰路はたいてい一般道を走ります。
この日も同じで、岐阜県へ入いると曇ってきましたが、
垂井町の朝倉山真禅院は国道からそう離れていないので、
新しくなった本地堂(国の重要文化財)を眺めに立ち寄ることにしました。

(4月5日撮影)
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3年前(2017)の1月に積雪の中で訪問した時はまだ工事中でした。
平成の大修理が済んですっかり美しくなった本地堂。
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桜を入れてパチリ!
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鬼面もくっきりして綺麗!
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松の上には3羽の鳥(巣ごもり中のひな鳥のようです)
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錦絵を見ているような気分になり、
20〜30年前に初めて訪ねた時を思い出しました。
その時は昭和の大修理を終えて間もない三重塔(国の重要文化財)が、
色鮮やかに庭を彩っていました。
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桜と下草のシャガを入れて三重塔の左側面をパチリ!
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正面をパチリ!
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向かって右側をパチリ!
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鐘楼(岐阜県の重要文化財で梵鐘は国の重要文化財)もパチリ!
鐘楼のそばの樹木(鐘楼の右側)に花が咲いていることに気付きました。
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仏事に用いられるシキミ/樒(マツブサ科、常緑小〜高木)
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どんな香りだったか忘れましたけど、いい匂いがしました。
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 シキミは庭に植えるなと聞きますが、全草が有毒だからです。
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そうはいってもなかなか魅力的な花容です。
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花径は3センチくらいあります。
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桜の花びらが付着した側溝の蓋で、
垂井町の町の花、椿がアレンジしてありました。

◎4月の近江八幡(4)

昨日は暗雲垂れ込める空から、
ほんのちょっぴり日差しが差し込む時がありましたが、
午後からは又もや大雨になり、
下呂方面では飛騨川が危険水位になったとのこと。
水が引いたばかりで再び水害の恐れが生じ、
予断ならない日々が続いています。

では近江八幡市の散策の4回目です。

(4月5日撮影)
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ヴォーリズ建築第一号のアンドリュース記念館
英語教師として来日したウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880~1964)は、
昭和16年(1941)に帰化してからは一柳米来瑠(ヒトツヤナギメレル)と名乗り、
のちの近江兄弟社の創設に尽力したり、建築家としても活躍しました。
私がヴォーリズの建築に興味を持ったのは、
かれこれ20年くらい前に京都市内で、
取り壊し寸前のヴォーリズが建築した一般住宅を拝見してからです。
その住宅は戦前に建てられたような古い屋敷でしたが、
間取りや室内の様子が、今風なのでとても驚きました。
それから近江八幡や彦根や米原でヴォーリズ建築を目にするたびに、
なんとなく心惹かれながら眺めています。
1枚目と2枚目の建物は現在  Going Nuts! というナッツ販売店になっています。
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裏手は煙突のようなものが印象的でした。
この建物は明治40年(1907)に完成したそうですが、
昭和初期に再建され、現在は平成18年(2006)に改修した姿とのこと。
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こちらは旧近江兄弟社の地塩寮(チエンリョウ)
昭和15年(1940)に独身青年社員宿舎として建てられ、
現在、一階は教会の集会や会議に、
二階は牧師さん一家の住居として使われているとのこと。
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こちらは近江八幡教会で、
大正13年(1924)の建物は昭和56年(1981)に焼失し、
昭和58年(1983)に再建したとのこと。
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電柱と電線が邪魔でしたけど、鐘楼が青空に映えていました。
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こちらは旧岩瀬医院で、現在は個人の住宅

次からは家並みへ戻ります。
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紅殻塗りと黒壁、
十文字が印象的な虫籠窓(ムシコマド)、
すっきりした一文字瓦(イチモンジガワラ)
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こちらは現代的な趣ですが、左下の置物は何でしょうか。
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ご存知の方はご教示をお願いいたします。
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デザインが揃っていると落ち着きますね。
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多肉植物とアイビーをアレンジしたお飾り
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左側に犬矢来が見えます。
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もちろん白壁は多いですが、こちらは格子風の虫籠窓
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こんな通りもあります。
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こちらは現代的な建物で、
クーラーに目隠しを施したり鉢花を並べるなどして、
なるべく新しさを抑える工夫がしてありました。

今回の4回目で桜の季節の近江八幡の散策は終わります。
ご覧くださった皆様、どうもありがとうございます。

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