バラ園のバラと庭の花

花が好きで庭で育てて楽しんでます。

2018年10月

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◎中山道醒井宿のルリヤナギ(4)
滋賀県米原市醒井
(8月2日撮影)

●ルリヤナギ/瑠璃柳
(ナス科、非耐寒性小低木)

その日の醒井宿の街道は本当に暑く、
かんかん照りの日差しが全身を熱してくれるような気分でした。

そんな散歩中に、あるお宅の玄関先に置かれた鉢作りの植物に、
薄紫の可憐な花が咲いているのが視野に入ってきました。

途端に、その淡い紫の涼やかな花に、暑気が引いた感じがしました。

この花の写真を1枚だけ、
このシリーズの初回に載せましたが、
それは初めて見た花でした。

ありがたいことに「ルリ柳」と名札がかけてありましたので、
花の名前がわかって大助かりでした。

このルリヤナギは、別名、
リュウキュウヤナギ/琉球柳とかスズカケヤナギ/鈴掛け柳
ともいい、
鈴掛けという表現がぴったりのうつむき加減の花は、
暑い盛りの7月から9月まで咲くそうです。

ブラジル、ペルー、アルゼンチン/ウルグアイが原産で耐寒性が弱いので、
寒い地方では鉢植えにして冬の管理を万全にした方がよいかと思います。

8月の中山道は60番目の宿場、
醒井宿の思い出写真を4回にわたってお届けしましたが、
今回で終わります。
季節外れに載せましたが、
いつも見に来てくださって、ありがとうございます。
本日の記事で2000回を迎えました。
重ねていつも見ていただき、本当にありがとうございます!!

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◎中山道醒井宿の「陶あかり作品展」(3)
滋賀県米原市醒井
(8月2日撮影)

地蔵川で梅花藻の白い小花を眺めながら歩みを進めてますと、
川の向こうの古民家で展示会が開かれているのに気づき、
早速、覗いてみることにしました。
室内には扇風機が何台か置かれてありましたが、動いていませんでした。
雨戸は開け放たれていましたが、蒸し暑さがどっと押し寄せ、
一目散で外へ出たい気持ちに襲われました。

それでも薄暗い室内にディスプレイされた「陶あかり」の光のマジックに魅了され、
ほんのしばらく土間に佇んでシャッターを切りました。
今頃の涼しさの中で見たら、全く異なる感情が持てたかもしれません。

●1と2枚目:「陶あかり展」のポスター

●3枚目:展示場の古民家

●4〜6枚目:長着や袋帯が効果的にあしらわれた展示場

●7〜11枚目:陶器の模様から漏れる光が幻想的でアップを撮りましたが、
肉眼では室内がもっと暗くてもっと素敵に見えました。

●12枚目:カシワバアジサイ/柏葉紫陽花

街道へ戻って再び歩みを進めますと、
喫茶店のようなお店がありました。
そこの店の前に置かれたカシワバアジサイの大鉢作りが、
あまりに素晴らしいので、もちろんカメラを向けました。
我家の地植えの株はもう花がすっかり枯れていたので、しばし見とれました。
それで、私にもできないかしらと、
帰宅後に早速、小鉢に子苗を分けて植え付けました。

その店の端に水鉢が置かれていて、
中ではバイカモが開花していました。
前回の写真の下から2枚がその様子です。

4回目に続きます。

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◎中山道醒井宿のバイカモなど(2)
滋賀県米原市醒井
(8月2日撮影)

前回に続いて中山道61番目の醒井宿の風景をお届けします。
夏の醒井宿といえば、宿場を流れる地蔵川で梅花藻の白い小花が見られます。

●1〜6枚目:地蔵川とバイカモ/梅花藻(キンポウゲ科、多年草)

●7枚目:川淵にオイランソウがいけてありました。

●8枚目:平成20年(2008)6月に名水百選に選定された
「居醒の清水/イサメノシミズ」

●9枚目:日本武尊/ヤマトテケルノミコトが熱病に倒れ、
ここの霊水で体毒を洗い流したといわれます。

●10枚目:ここのお地蔵様は、木陰においでで涼しそうでした。

●11と12枚目:大きな水鉢で栽培中のバイカモ
何とかアップが撮れました。

これらの写真を眺めますと、
酷暑の今夏でも涼しげな午後を想像しますが、
本当にその日は暑いのなんのってない日でした。

でも、ありがたいことに、
その大鉢で咲いている梅花藻を撮影した頃から、
ほんのちょっぴり気温が下がって、
ほんのちょっぴり風が頬を撫で始めたので、
ほんのちょっぴり元気になって車へ戻ることができました。

3回目は、地蔵川沿いの古民家で開催されていた「陶あかり作品展」
をお届けします。

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◎中山道醒井宿(サメガイジュク)(1)
滋賀県米原市醒井
(8月2日撮影)

滋賀県へ出かけますと、概ね往路は高速で、
帰路は一般道を利用します。

その日も帰りは一般道で、しかも大変暑い日で、
佐川美術館を出た時も日差しの強さに閉口しましたが、
JR醒ケ井駅の駐車場に止まった時には車外に出るのがためらわれたほどでした。

それでも中山道61番目の宿場、醒井宿に立ち寄ってみようという気になったのは、
宿場を流れる地蔵川にバイカモが開花している頃だったからです。

川に到着するとあまりの暑さに足を浸している人もいましたが、
私はバイカモのように地蔵川に身を沈めたい気分でした。
もちろん、そうはいかず、
湧水の所で手を浸したり、
湧水を引いてある蛇口の水を汲んで喉を潤しました。
その時だけ、ほんと、生きた心地がしたほどに、
とっても暑い時間帯の見学になりました。

●1枚目:昭和48年(1973)まで郵便局だった醒井宿資料館
(ウィリアム・メレル・ヴォーリスの設計)

●2枚目:醒井宿の宣伝看板
(右下の魚は淡水魚のハリヨ)

●3枚目:風情のある住宅

●4枚目:3枚目の住宅の裏を流れる地蔵川

●5枚目:この橋の左に見える道を奥へ向かって散歩します。

●6枚目:この橋の下の流れ辺りから見られる
バイカモ/梅花藻
(キンポウゲ科、多年草)

●7枚目:後日にも載せますが、初めて見た
ルリヤナギ/瑠璃柳
(ナス科、半耐寒性小低木)

●8枚目:醒井宿の街道で、手前は京都へ、奥は江戸へ

●9枚目:地蔵川の左右には住宅がありますが、流れは清らか

●10枚目:水温が25度を超えると生長できないバイカモ

●11枚目:そんなわけでスイカもこんな具合

●12枚目:ついでに人も足湯ならぬ足水で水中写真撮影

次回も醒井宿です。

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◎滋賀県守山市水俣町/佐川美術館の田中一村展
滋賀県守山市水保町(ミズホチョウ)
(8月2日撮影)

日本画家、田中一村(タナカイッソン)画伯の作品は、
平成4年(1992)の『季刊銀花』の春号(第八十九号)で初めて知りました。
その印刷したページですら写実的な絵に圧倒され、
一度は本物を見たいと願いました。

すると4年後の平成8年(1996)の3月に、
本年の6月で403年の商いに幕を下ろした、
名古屋市の丸栄百貨店が
『孤高・異端の日本画家 田中一村の世界』
と銘打って展覧会を開催しました。

当時は名古屋市街に住んでいたので、
近くで鑑賞できるとあって、夫と勇んで出かけました。
作品は思ったよりも小さかった印象がしましたが、
展覧会のキャッチコピーと同文の書籍を買い求めました。

平成13年(2001)には奄美大島に田中一村美術館がオープンしましたが、
近場で展覧会を知ったら出かけようとその日が来るのを待ちました。

そして本年の春、
生誕110年を記念して佐川美術館が展覧会を開催すると知り、
また夫といそいそ出かけました。

今回は、以前に鑑賞した代表作はあまりなく、
その代わり幼年〜少年時代の絵や襖絵などがあり、
これまでとは異なった作品が見られたので、
今回も滋賀県まで足を伸ばした甲斐がありました。

佐川美術館の最初の訪問は、
宅急便屋さんが美術館を営んでいるという興味からでした。
今回の訪問は2度目で、
以前と変わりなく建物が水上にあるような雰囲気でした。
その建物の写真をご覧ください。

初回は時間がなかったので見ていない部屋もありましたが、
今回は美術館の隅々まで堪能しました。
でもレストランは満席でしたからパスしましたけど、
お食事はまたいつか楽しめると思います。

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