バラ園のバラと庭の花

花が好きで庭で育てて楽しんでます。

2015年09月

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◎アジサイ3種とアナベル

●1~5枚目:斑入りガクアジサイ/斑入り額紫陽花
(アジサイ科、落葉低木)
昨年までは純白の葉が展開しましたが、本年は白葉は出ませんでした。
株が充実してきたらしく昨年より花房が大きくなり、
5月下旬から額紫陽花らしくなりました。
中央の群青色がかった部分は、
青みがあまりに美しいので、何度も見とれました。
額紫陽花の葉は一般的なアジサイのそれより細長いです。
花のない今は、その斑入りの細長い葉を楽しんでいます。

●6~8枚目:ヤマアジサイ・クレナイ/山紫陽花・紅
サワアジサイ/沢紫陽花
コガク/小萼
山アジサイの花のような部分の色は、白、青、ピンク、赤がありますが、
園芸店をうろついていたら、
赤花の苗がセール中でしたので購入してしまいました。
苗はあまりにも小さく、本年の花は無理と思っていましたが、
6月の上旬に1番目の花房が現れ、その後に2つできましたが、
1房を折ってしまったので、本年は2房だけ楽しみました。
花のような部分は最初に白色だったので、
売れ残りは花色が札と違うこともありですから赤系でないのが残念でしたが、
少し日当りのよい場所に移動して様子を見ていたら、
嬉しいことに赤色になりました。
本種の葉も↑の額紫陽花同様に細長いですが、この葉は緑の普通の葉です。

●9枚目:青アジサイ/青紫陽花
株元に蒔いた牛糞籾殻の影響でしょうか、本年の花房は少々赤みが乗りました。
本来は淡い水色の青紫陽花で、赤みが乗ってもさほど美しい紫にはなりません。
そんな色でしたが、梅雨に雨が降り続くと次第に花色はいつもの水色に変わりました。
左下の小さな葉は初雪葛。

●10~12枚目:アナベル
(ユキノシタ科、落葉低木)
アナベルは花期が長いので庭植えに便利です。
我が家の株は日照に恵まれない場所に植えてありますので勢いがありませんが、
それでも毎年それなりに咲くので、
もう少し日照に恵まれたらもっと大玉になるのではないかと思います。
一般的なアジサイは花後の基本剪定を遅くとも9月上旬までに行いますが、
アナベルは純白の花が終わってからも緑の丸い房を花のように楽しむことができます。
緑色の房が茶枯れしたら順次切り取りますが、
アナベルの便利な点は花芽は春から伸びる枝に作られるので、
緑色の房は楽しめるだけ楽しみ、緑色の房がなくなっても葉があれば、
黄色に染まって落葉するまで楽しめます。
剪定は冬か春の直前に行って大丈夫ですから、
アジサイのように気遣う必要のない点は魅力です。

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◎5月中旬から開花、8月には茶枯れ

カシワバアジサイ・スノーフレーク/柏葉紫陽花
(ユキノシタ科、落葉低木)

ピラミッド型の花房は初めは緑色ですが、ポツポツ白花が目立つようになります。
満開になった頃から白い部分がピンクに変わり、
白花とは少し変わった雰囲気が楽しめます。
毎年のように花房はピンクに染まりましたが、
本年はめくるめく暑さにピンクにならずに茶枯れしました。
葉は緑色ですので茶枯れした花房は順次枝から取り除いて美観を保ちます。
これから秋が深まりますと紅葉しますので、
柏葉紫陽花はいろいろ楽しめて素敵だと思います。

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◎5月上旬から開花

シキザキアジサイ/四季咲きアジサイ・霧島の恵
(アジサイ科、落葉低木)

2014年5月に苗を購入し、花は本年の5月上旬から初めて咲きました。
一般的なアジサイより早い開花で、
花(本当は萼)色が水色やピンクに変化するのが綺麗でした。
6月下旬になりますと花房がみすぼらしくなったので剪定しましたが、
それ以降はずっと花を休んでいますので再び秋に咲くものやらどうかわかりません。
それでも四季咲き性があるとのことですので、楽しみにしているこの頃です。
ただ夏の高温期に一度水枯れをさせてしまい葉っぱが全部落ちましたので、
秋花が咲かないのはその影響もあるかもしれません。

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◎蕊が短く花期が長い

タイリンキンシバイ/大輪金糸梅
ヒペリカム・ヒドコート
(オトギリソウ科、半落葉低木)

前回に西洋キンシバイを載せたところ、
今ごろも咲いているのですかと質問コメントをいただきました。
文章の始まりに「初夏に開花」と書きましたように、
我が家の西洋キンシバイは初夏の頃しか咲いたことがありません。
一方で今回の大輪キンシバイは5月下旬から咲き始め、
初夏の頃の開花がやはり最盛期ですが、
その後もポツポツ咲き続け、高温期は休みますが、
9月に入って涼やかになりますと再びポツリポツリと咲き始め、
本日は1輪咲いています。
ただ枝先を剪定しますと花は見られなくなるようですので、
枝は長いもので1〜2メートルくらい伸びますが、
花後に剪定しないで花殻だけを摘みますと、
その先に伸びた若芽の先にポツリと開花します。
花数は次第に少なくなりますが、鮮やかな黄色の花は目立ちますので、
本日のような薄暗い曇天の日には殊に黄色のその1輪が気持ちを明るくしてくれます。

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◎黄花と紫花

●奇数番号目:セイヨウキンシバイ/西洋金糸梅
ヒペリカム・カリシヌス
(オトギリソウ科、半落葉低木で蕊が長い)
ビヨウヤナギ/美容柳に似ていることからビヨウヤナギとして売られることもあります。
見分け方は蕊がポイントで、
ビヨウヤナギも西洋キンシバイも蕊が長いですが、
ビヨウヤナギは西洋キンシバイよりまばらで、
西洋キンシバイは写真のように密度があってたくさんあるように見えます。
ついでに西洋キンシバイやビヨウヤナギとキンシバイや大輪キンシバイの違いは、
蕊の長さがまったく違いますから区別がつきます。
西洋キンシバイやビヨウヤナギの蕊の長さは、花弁と同じくらいに長く、
キンシバイや大輪キンシバイは花弁の中に収まる程度です。
我が家にはビヨウヤナギがありませんので生育のことは知りませんが、
西洋キンシバイは、日当りのよい所ですと、それなりにこんもり茂って開花しますが、
我が家は日当りに恵まれていませんので、
日光を求めて花壇の前面へ前面へと伸びながら開花は初夏の頃に始まります。

●偶数番号目:クレマチス・ブルー・ボーイ
(キンポウゲ科、蔓性多年草)
ダイバーシフォリア系の四季咲き種で、我が家では5月下旬から開花し、
盛夏は休んで秋に少し咲く程度です。
きっと剪定を上手にすればもっと咲くでしょうが、
我が家では枯れた蔓や邪魔な枝先を切りますので、秋は本当に僅かしか咲きません。
思えば本種はセール品で買った苗でしたが、この地味な花色は、
他の白、赤、黄などのどんな花色にもマッチしますから、
ありがたいものだと眺めています。

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