バラ園のバラと庭の花

花が好きで庭で育てて楽しんでます。

2013年07月

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◎春バラ

ブラッシュ・ノワゼットの花は淡いピンク系で、
マダム・アルフレッド・カリエールの花も開き始めにほんのりピンクがかりますが、
モダン・ローズの黄バラが出現するまでの最も黄色のバラの品種は、
ノワゼット系の中にあったといわれます。
ノワゼット系は、半つる性からつる性に生育し、棘は少なく、比較的長期に開花します。

●1~6枚目:ブラッシュ・ノワゼット
Blush Noisette
(N)
1814年
アメリカ
フィリップ・ノワゼットが育種
兄のルイ・ノワゼットが公表
花径は小さめで、涼しい頃の花はヒラヒラ感があって素敵です。
気温が高くなると花は小さくなってクシャクシャになりますが、
年間を通してよく開花します。
地植えですと素晴らしいつるバラになりますが、
鉢栽培のせいか、我が家はシュートの伸びが短めです。
本年の一番花は1房に30個くらいの蕾が付いていて、
多くの満開を期待しましたが、やはり蕾は多くが落下し、
期待したほど咲かなかったので残念でした。

●7~12枚目:マダム・アルフレッド・カリエール
Mme. Alfred Carrière
(N)
1879年
フランス
ジョセフ・シュワルツ
本種は大きく生長するので我が家の小さな庭には不適格と思っていましたので、
苗を見つけてもずっと遠慮してきましたが、昨年は鉢バラの虫害にホトホト困りはて、
もっと丈夫な品種をと探したところ、ちょうど苗がありましたので迎えました。
数年後に生育のよさに困るかもしれませんが、先ずは鉢で付き合い始めました。
白っぽいヒラヒラ感のある花は、
かつてバラの本の写真を眺め始めた当初に一目惚れした花でした。
ついにお招きしたわけで、末長く咲き続けてもらえるよう付き合いたいと思います。

(10)に続きます。

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◎伊勢神宮内宮/ナイクウ(3)
三重県伊勢市宇治館町
(6月28日撮影)

前回の写真の10~12枚目は、
現在の正宮/ショウグウへ向かいますと12〜10枚目の順に目に入ってきます。
前回の10枚目の苔むした屋根の御贄調舎/ミニエチョウシャは、
一番奥まった所にありまして、その向かいに現在の正宮があります。
つまり前回の11枚目の新しい御贄調舎は、
古い調舎より手前にありますので、
現在の正宮を目指して進みますと新しい調舎が先に目に入ります。
そして前回の12枚目の新しい正宮の一部も
現在の正宮より手前で工事がなされていますので、
現在の正宮より先に目に付きます。
現在の正宮は敷地の東側にありまして、
新しい社殿はその手前こと西側で工事が行われています。
正宮は撮影禁止ですので写真はありませんが、
20年間の様子は前回の御贄調舎に重厚さを足した様子で屋根に草が生えていました。
二拝二拍手一拝。
では、これから駐車場へ戻ります。

●1~3枚目:新しい正宮/ショウグウの一部
正宮は五重の垣根に囲まれているそうですが、
工事中の新しい社殿も高い塀で囲われていて鳥居の上部だけ拝めました。

●4枚目:巨大なヒノキ/檜
人のサイズと比べてみてください。大きいですね。
幹の右側に絆創膏のように樹皮が貼ってありますが、手当中なのでしょうか。

●5枚目:真新しいホース格納庫
ブレていてすみません。式年遷宮に向けて何もかも新しくされるのですね。

●6枚目:外幣殿/ゲヘイデン
立て看板に振仮名があって助かります。宝物類を保管する場所だそうです。

●7枚目:荒祭宮/アラマツリノミヤの看板
社殿へは行きませんでしたが、
説明書によりますと天照大神/アマテラスオオミカミの
荒御魂/アラミタマをまつる別宮で、
荒御魂とは神の特別な働きをする状態または神が現れた状態をいうそうです。

●8と9枚目:新しい正宮の一部
ちょうど日光が新しい社殿の屋根を照らしまして光り輝いているように見えました。

●10枚目:再び森林浴
帰りに参拝者の休憩所である参集殿/サンシュウデンで少し休憩しました。
ここでもお札などが受けられますが、
販売員の巫女さん(というのでしょうか)の衣装が素敵でした。

●11と12枚目:宇治橋/ウジバシと五十鈴川/イスズガワ
では、またいつかお訪ねできますように。

今回の内宮は3回目をもって終わります。
ご覧いただきありがとうございます。

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◎伊勢神宮内宮/ナイクウ(2)
三重県伊勢市宇治館町
(6月28日撮影)

第一鳥居を通過して暫く歩むと第二鳥居があります。
第二鳥居を越すと間もなく御殿が建ち並び、御殿を過ぎて暫く進むと正宮前に着きます。

●1~3枚目:森林浴
正宮/ショウグウへ向う道の両側はうっそうと茂った森ですが、
手入れがしっかり行われてあります。
樹木のお陰で涼しく深呼吸すると新鮮で美味しい空気が肺を満たしました。

●4~6枚目:ご祈祷に関係する建物
お札やお守りや御朱印などをいただく授与所/ジュヨジョ、
ご祈祷を行っていただく御饌殿/ミケドノ、神楽を奉納する神楽殿/カグラデンが建ち並んでいます。
屋根の曲線や金色の飾り付けに時代劇映画に登場する重厚な武家屋敷を連想しました。
ここまで来ますと立替え工事中の新しい檜材の心地よい香りが匂ってきました。

●7~9枚目:樹齢が数千年あるような大樹
通り道にも林の中にも根元がとても太い大樹を散見しました。
千年でどれだけ太くなるのか知りませんが、
巨大な根元の大樹の樹齢は人の寿命の何十倍も長生きしているのでしょう。

●10~12枚目:20年後と新しい屋根
10と11枚目は御贄調舎/ミニエチョウシャという祭事のときに
アワビなどのお供えを調理する儀式を執り行う建物ですが、
20年間の風合いと真新しい様子を比較してみました。
森の中の20年間で屋根は苔むして緑色ですね。
そして12枚目の石垣を破壊しそうな大樹を見たら、
その向こうに正宮の一部が見えました。

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◎伊勢神宮内宮/ナイクウ(1)
三重県伊勢市宇治館町/ウジタチチョウ
(6月28日撮影)

その日は三重県鳥羽市に出張でしたが、時間がありましたので、
伊勢神宮の式年遷宮の工事が行われている内宮に立ち寄りました。
今にも雨が落ちてきそうな空でしたが、
写真を撮ってきましたのでお楽しみください。
初めての訪問ではありませんが、あまりにも久しぶりでしたので、
いろいろ驚かせていただきました。

●1枚目:内宮の文字看板
こうした文字の案内看板は檜製。

●2枚目:宇治橋
宇治橋は御裳濯橋/ミモスソバシとも呼ばれ、
日本百名橋にも選ばれた橋で、
長さが100メートル以上、幅は8.5メートルくらいありますから、
実際に立ちますと木造の橋の巨大さに肝をつぶします。
また橋の両側に据えてある鳥居もそびえ立つようですし、
欄干の擬宝珠/ギボシも、写真ではそれほど大きく思えませんが、
とっても大きくてびっくりしました。

●3と4枚目:宇治橋から見た五十鈴川
3枚目は下流で、4枚目は上流です。
4枚目の杭は増水で生じた流木を止める木除杭/キヨケグイで、
川岸の奥手に御手洗場/ミタラシが写っています。

●5枚目:神苑/シンエン
とっても広い砂利の広場ですが、砂利の割に歩き易く感じました。

●6と7枚目:大正天皇御手植松/タイショウテンノウオテウエノマツ
神苑を正宮/ショウグウに向って進む右手に見える立派な松のうちの一部で、
どの松もとても素晴らしい樹形です。
松の眺めに日本人としての誇りが沸き、
お手入れされる方々に感謝の念が生じました。

●8と9枚目:案内看板
8枚目は正宮へ導く檜製の看板で、9枚目は内宮の案内図。

●10と11枚目:第一鳥居/ダイイチトリイ
神苑を通過すると火除橋/ヒヨケバシという小さな橋がありますが、
その橋を渡って間もなくにある鳥居で、
こちらも宇治橋の鳥居と同じくらいの大きさがあります。

●12枚目:五十鈴川御手洗場/イスズガワミタラシ
観光バスの一段と思える皆様が心身を清めていらっしゃいましたが、
近くに「五十鈴川に投銭をしないでください」と書かれた檜看板がありました。

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◎春バラ

今回の2種は春バラの遅咲きで、5月下旬頃から開花します。

●1~6枚目:チャイナ・ドール
China Doll
(Pol)
1946年
W. Lammerts
アメリカ
2011年に庭のバラの一員になって以来、鉢で育てていますが、
昨年は調子が悪くて花が少なめでした。
本年はやっと新しいシュートが出て房咲きらしい姿が愛でられましたが、
シュートは短くてつる性になるのかしらと疑わしい状態です。
花は例年なら5月初旬に咲き始めますが、本年は4月下旬に開花しました。
花色はご覧のように華やかなピンクですが、
季節により白っぽくなったり小さくなったりします。
棘も気にならないので手入れはし易いですが、芳香はほとんど感じられません。
タグに一応ウィーピングと書かれてありましたので
つる性のようですが、伸びる気配はありません。
ネットで調べますと、
ポリアンサ系は単にチャイナ・ドールと呼ぶようですので、
近頃はそれではないかという思いがしています。
つる性とweepingを省きました。

●7~12枚目:イザヨイバラ/十六夜薔薇
ロサ・ロクスブルギー・ロクスブルギー
Rosa roxburghii f. roxburghii
(Sp)(MiscOGR)
野生種に一重咲きのロクスブルギー・ノルマリスという品種がありますが、
こちらはロゼット咲きで、花の1カ所が欠けていることから、
イザヨイバラという和名が付いています。
本種は遅咲きで今までは6月頃から開花しましたが、
本年の最初の花は5月中旬に咲きました。
↑のバラは棘がほとんど気になりませんが、
本種は鋭い棘がありますので、触る時に注意が要ります。
花に芳香はほとんど感じませんが、
葉や蕾にそっと触ると針葉樹のような香りがします。
また本種は自由奔放に伸びてとっても大きく茂りますが、
我が家は剪定して小さく収めています。

(9)に続きます。

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