バラ園のバラと庭の花

花が好きで庭で育てて楽しんでます。

2013年05月

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◎花フェスタ記念公園のバラ(6)
岐阜県可児市瀬田
(5月25日撮影)

「バラのテーマガーデン」の「フレンドシップガーデン」
ここはイギリスのバラ会と友好提携を記念して造られた庭で、
イギリスのバラが植えてあります。

●1~3枚目:ジ・アレキサンドラ・ローズ
The Alexandra Rose
(ER)
1992年
デヴィッド・オースチン
イギリス
咲き始めの色合いは季節によって変わりますが、
花色が濃い場合は別の花かと思えます。
退色して淡くなった花を見ると,本物とは全く違いますけど、
私は桜かしらと思ってしまいます。

●4~6枚目:ポートメリオン
Portmerion
(ER)
1998年
デヴィッド・オースチン
イギリス
ERにはボッタリした花が多くありますが、本種は平たいロゼット咲きが魅力です。

●7枚目:「フレンドシップガーデン」
真ん中辺りで咲いている花がポートメリオン、
上の白っぽい花がジ・アレキサンドラ・ローズ、
左手前の一重の花が8~12枚目の名札を写し忘れたバラです。

●8~12枚目:コーデリア?
ERのコーデリア/Cordelia に似ていますが、はっきりしません。
初夏の光に反射するピンク花が、とても美しかったです。

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◎4月中旬から開花

ライラックも八重ヤマブキも本年の開花は4月中旬でしたが、
まるで春になったのを喜ぶかのように咲き始めました。
ライラックの開花はこの時限りですが、
八重ヤマブキはその後も花を小さくしながら咲き続きます。

●1、2、4、5、7、8、10、11枚目:ライラック/リラ
ムラサキハシドイ/紫丁番花
(モクセイ科、落葉低木)
本年の開花姿は、昨年に枝を少し切り詰めたので、
枝先の開花が偏って実に奇妙でした。
それでも芳香はいつもと変わりなく甘くすっきりしていて、
雨降りが少なかったのが幸いして花の濃いピンクが持続しました。
苗木をくれた友人が言っていたように
最初は淡い藤色でしたが、本来の紅色に安定してきたのではと思いました。
さて、今春はライラックの花について初めて知ったことがありました。
ご覧のようにライラックの花は小さな4弁花が集まって1個の花房を作り、
枝先に花房が3個集まって大きな房を形成します。
初めて知ったこととは、花房ではなくて花1個についてですが、
その花弁は普通は4枚ですが、5弁花を見つけたら、
どこかの国では永久に好きな人と寄り添えるという言い伝えがあるそうです。
それを知って花をしげしげ見つめましたが、
5弁花を容易に探せそうに思えず諦めました。
ところで今回のアップ写真の中に5弁花が写っています。
ぜひ探してみてはいかがでしょう。

●3、6、9、12枚目:ヤエヤマブキ/八重山吹
(バラ科,落葉低木)
昨年は花が小さかったので剪定を少し深めたところ、
本年は再び4~5センチほどになりました。
この花が咲き進みますとキモッコウバラが開花しますので、
その年のバラの夜明けを告げるようで頼もしい花です。
ヤマブキの別の頼もしさは、通年緑色の幹を見せてくれることです。
役目を終わった枝は茶色になりますが、
冬に葉がなくなっても幹の緑は健在で常緑樹の雰囲気がして魅力的です。

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◎花フェスタ記念公園のバラ(5)
岐阜県可児市瀬田
(5月25日撮影)

「バラのテーマガーデン」

●1~6枚目:「ジョセフィーヌのバラ園」
4と5枚目の大きなパーゴラのつるバラも満開が見られて嬉しかったです。

●7~9枚目:タオゼントシェーン
Tausendschon
(HMsk)
1906年
シュミット
ドイツ
6枚目の奥のレンガ塀に見える淡いピンクのバラは、このバラの遠景です。
花色の退色が進み易いバラですが、今回は割りとピンクが多く美しい開花が楽しめました。
和名は「千美人」で、名前にぴったりの美しいバラだと思います。
つるには棘が少なく、その特徴は本種の実生のつるサマー・スノーに受け継がれてます。

●10枚目:「水とバラの庭」
私の好きなゾーンですが、今回は下りて行かないで高台から眺めるだけにしました。

●11と12枚目:「フレンドシップガーデン」
タモラ
Tamora
(ER)
1983年
デヴィッド・オースチン
イギリス
「ジョセフィーヌのバラ園」に隣接する「フレンドシップガーデン」に来ました。
11枚目の右手前に少し見えるバラが、12枚目のタモラです。
ERは日本では伸長する傾向がありますが、タモラは小柄に生長するそうです。

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◎散歩道のスイカズラやクサフジなど

5月25日の朝は曇り空が広がって清々しかったので、
久しぶりに朝の散歩に出掛けました。
初夏の薮はスイカズラの花があちこちで見られ、
田舎道の所々で甘ったるい芳香が漂っていました。

●奇数枚目:スイカズラ/忍冬
(スイカズラ科,常緑蔓性多年草)
我が家も開花中ですが、
野辺では周囲の樹木に好きなだけ巻き付いて
付近に甘い香りを放っています。

今時分によく香るのはスイカズラかテイカカズラですが、
スイカズラのほうが花が大きく、若干甘くて強く香るように思います。
花は最初は白色で次第に黄変します。

●2枚目:クサフジ/草藤の仲間
(マメ科,多年草)
カラスノエンドウの葉や花をゴージャスにしたような印象で、
葉や茎も太くて立派ですが、
フジのように連なった花房も豪華で、
野草にしておくのがもったいないような雰囲気がします。
色もカラスノエンドウの美しい紅色を連ねたようで、
本当に魅力的な野草と思います。

●4枚目:イネ科の植物
私はイネ科の花にアレルギーを起こしますから
イネ科は全般的に遠慮したい気持ちでいっぱいですが、
それでも道端で見かけるイネ科の植物には
雰囲気がいいものもたくさんありあます。
写真のイネ科もそよ風にゆらゆら揺れる穂がいい感じでした。
庭がとっても広かったら、写真のような場所を作りたいと思いました。
ま、叶わぬ願いですから、散歩道で見られるだけでよしとしましょう。

●6枚目:水田
自宅から少し行かないと水田はありませんが、
田植えが始まりました。
ここも時に散歩のコースにしますが、
田の反対側の薮ではスイカズラが匂っていました。

●8枚目:タンポポ/蒲公英
(キク科,多年草)
少し前は真っ白い毛玉ばかりが目に付きましたが、
再び花が見られるようになりました。

●10枚目:キツネアザミ/狐薊
(キク科,一年草)
最近は花が大きくて美しいノアザミが咲き始めましたが,
このアザミは早くからよく目に付いています。
花はご覧のように大きく膨らまないのでしょぼい感じですが、
ほっそりして棘がないので庭に植えてもいいかもと思うこの頃です。

●12枚目:タケ/竹
(イネ科,地下茎)
散歩中に10センチばかり伸びたタケノコを見かけましたが、
ここはすっかり伸びて大人風な風格で竹薮を装っていました。
タケも種類がかなりあると思いますが、
南国で見たタケの株立ちしていた姿が忘れられません。
それと我が家は喫煙しないものの、
韓国へ行った時に60センチ近くある竹製の煙管を
買ったのが思い出されます。
子ども時代に住んだ家の東側に竹薮があったものですから、
手入れされた竹薮には心安らぐイメージを持ちます。

次回の「野の花」は、ノイバラを紹介します。

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◎花フェスタ記念公園のバラ(4)
岐阜県可児市瀬田
(5月25日撮影)

「花のテーマガーデン」

●1~4枚目:ソフィーズ・パーペチュアル
Sophie's Perpetual
(Ch)
1928年以前
作出者不明
我が家の鉢植えの株は元気がないので、
花フェスタの花いっぱいの株(もちろん複数株です)を見てびっくりしました。
花色は外弁が濃くなりますが、花フェスタでは全体的に赤花もあったので見違えました。
枝や葉裏に棘がほとんどありませんので、手入れはし易いと思います。

●5~8枚目:バリエガータ・ディ・ボローニャ
Variegata di Bologna
(B)
1909年
ボンフィリオニ
イタリア
名前からボローニァの絞りのバラと想像できますから、
発見か作出された場所はきっとイタリアのボローニャなのでしょう。
発見とは、赤バラの変異種かもしれないとの説があるからです。
オールド・ローズの縞模様のバラといえば本種が代表なほどに、
オールド・ローズ・ファンから好かれています。

●9~12枚目:オノリーヌ・ドゥ・ブラバン
Honorine de Brabant
(B)
本種も縞模様が特徴のバラで、私は育てたことがありましたが、枯らしました。
日陰気味の場所に植えたので花フェスタほど縞が出ませんでしたが、
でもそれなりに縞模様が出て、つかの間でしたが縞模様のバラを楽しみました。

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