◎花フェスタ記念公園(36)
岐阜県可児市瀬田
(2011年11月2日撮影)
「育種家のバラ園」
2品ともフランスのデルバールのバラ
この辺りは絞りのバラの植栽が結構ありまして、
絶妙なコントラストをなす花色が楽しめます。
絶妙なコントラストをなす花色が楽しめます。
●1~6枚目:カミーユ・ピサロ
Rosier Camille Pisarro
(F)
Rosier Camille Pisarro
(F)
1996年/平成8年
印象派のフランス人画家カミーユ・ピサロ
(1830年~1903年/文政13年~明治36年)の名を冠し、
印象派のフランス人画家カミーユ・ピサロ
(1830年~1903年/文政13年~明治36年)の名を冠し、
花は黄と白のグラデーション地に鮮やかな赤の絞りが印象的です。
私はピサロと聞けば、
スペイン人でインカ帝国の征服者フランシスコ・ピサロは思い出しますが、
画家のピサロはほとんど記憶の持ち合わせがありませんでした。
スペイン人でインカ帝国の征服者フランシスコ・ピサロは思い出しますが、
画家のピサロはほとんど記憶の持ち合わせがありませんでした。
これを機会に少し見たり読んだりしてみますと、
作品は暗くもなければ極彩色でもなく落ち着いた印象でした。
作品は暗くもなければ極彩色でもなく落ち着いた印象でした。
しかしながらバラのピサロは私には情熱的に映りますので、
ピサロに情熱的な点はないかと字面を追ったところ、
印象派のグループが1874年(明治7年)~1886年まで計8回の展示会を行い、
ピサロはその8回全部に作品を提出した、ただ一人の画家との文が目につきました。
ピサロに情熱的な点はないかと字面を追ったところ、
印象派のグループが1874年(明治7年)~1886年まで計8回の展示会を行い、
ピサロはその8回全部に作品を提出した、ただ一人の画家との文が目につきました。
この精神を情熱と呼ばずして何と言えばよいのでしょう、と勝手に捉えた私は、
鮮やかな縞模様のバラがピサロであると無理矢理にでも納得することにしました。
鮮やかな縞模様のバラがピサロであると無理矢理にでも納得することにしました。
●7~12枚目:グリマルディ
Rosier Grimaldi
(F)
Rosier Grimaldi
(F)
1997年/平成9年
グレース・ケリーさんを妃に迎えた、モナコの故レーニエ3世
(1923年~2005年/大正12年~平成17年)が、
グリマルディ家(当家)のバラとして自らが選んだとか。
グレース・ケリーさんを妃に迎えた、モナコの故レーニエ3世
(1923年~2005年/大正12年~平成17年)が、
グリマルディ家(当家)のバラとして自らが選んだとか。
オレンジとクリーム色の絞りですが、日照や気温の変化で赤バラにも見えます。
デルバールのバラは丈夫な性質で知られていますが、
グリマルディは初心者に大丈夫で、四季咲き性も強いとされています。
グリマルディは初心者に大丈夫で、四季咲き性も強いとされています。