バラ園のバラと庭の花

花が好きで庭で育てて楽しんでます。

2012年01月

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◎花フェスタ記念公園(36)
岐阜県可児市瀬田
(2011年11月2日撮影)

「育種家のバラ園」
2品ともフランスのデルバールのバラ

この辺りは絞りのバラの植栽が結構ありまして、
絶妙なコントラストをなす花色が楽しめます。

●1~6枚目:カミーユ・ピサロ
Rosier Camille Pisarro
(F)
1996年/平成8年
印象派のフランス人画家カミーユ・ピサロ
(1830年~1903年/文政13年~明治36年)の名を冠し、
花は黄と白のグラデーション地に鮮やかな赤の絞りが印象的です。
私はピサロと聞けば、
スペイン人でインカ帝国の征服者フランシスコ・ピサロは思い出しますが、
画家のピサロはほとんど記憶の持ち合わせがありませんでした。
これを機会に少し見たり読んだりしてみますと、
作品は暗くもなければ極彩色でもなく落ち着いた印象でした。
しかしながらバラのピサロは私には情熱的に映りますので、
ピサロに情熱的な点はないかと字面を追ったところ、
印象派のグループが1874年(明治7年)~1886年まで計8回の展示会を行い、
ピサロはその8回全部に作品を提出した、ただ一人の画家との文が目につきました。
この精神を情熱と呼ばずして何と言えばよいのでしょう、と勝手に捉えた私は、
鮮やかな縞模様のバラがピサロであると無理矢理にでも納得することにしました。

●7~12枚目:グリマルディ
Rosier Grimaldi
(F)
1997年/平成9年
グレース・ケリーさんを妃に迎えた、モナコの故レーニエ3世
(1923年~2005年/大正12年~平成17年)が、
グリマルディ家(当家)のバラとして自らが選んだとか。
オレンジとクリーム色の絞りですが、日照や気温の変化で赤バラにも見えます。
デルバールのバラは丈夫な性質で知られていますが、
グリマルディは初心者に大丈夫で、四季咲き性も強いとされています。

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◎花フェスタ記念公園(35)
岐阜県可児市瀬田
(2011年11月2日撮影)

「育種家のバラ園」
2品種ともフランスのデルバールのバラ
デルバールは1935年創立のフランスの園芸会社で、
バラの交配は1954年から始め、現在も数多くの名品種を贈り出しています。
日本では苗の入手が長年困難でしたが、
近年は園芸店での販売が活発になり、
当地の園芸店でもイングリッシュ・ローズを抜く勢いで品揃えが豊富になりました。
花フェスタ記念公園を訪ねるたびにデルバールのこのコーナーも楽しんでいますが、
ぐるりと回ってここに到着する頃にはデジカメの乾電池がなくなってしまい、
いつも目の保養だけになっていたように思います。
今回は少しばかり写せたので、どうぞお楽しみください。

●1~5枚目:マダム・フィガロ
Rosier Madame Figaro
(S)
2000年/平成12年
『マダム・フィガロ』という女性雑誌の創刊20周年を記念したバラ。
次のナエマと似ていますが、マダム・フィガロはシュラブ系で、
花色は杏色っぽく、花弁数の少なめなカップ咲きです。
花弁数がそれほど多くない花を見て、落ち着くように感じました。

●6~12枚目:つるナエマ
Rosier Grimpant Nahéma
(Cl)
1998年/昭和64年
ゲランの香水にちなみ、アラビアンナイトの物語に登場する、
双子の姫の一方の名前とのことです。
アラビアンナイトこと『千夜一夜物語』は、
子どもの頃に読んだきりで内容を忘れてしまい、
双子が登場する話があったかしらと思いました。
ナエマは、とても人気のある品種で、
我が家の近所に住むバラ好きの女性も育てています。
このつるバラは、↑のマダム・フィガロより花弁が密なカップ咲きで、
外弁がふんわりと白みを帯び、花の中側が藤色を帯びたピンクで、
可愛さとシックさを兼ねた美しさのあるバラです。

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◎花フェスタ記念公園(34)
岐阜県可児市瀬田
(2011年11月2日撮影)

花フェスタで撮ったバラ写真がまだありますので、昨年に続いて紹介します。

●1~4枚目:スプリング・パル
Spring Pal
(F)
2004年/平成16年
確実園本園
兵庫県宝塚市
白花半八重の一季咲きつるバラに、
つるサマー・スノー/Summer Snow, Climing があります。
その花色がピンクに変化したつるバラが、春がすみ/Harugasumi です。
先の白花のつるサマー・スノーが四季咲きのフロリバンダに変わったバラは、
フロリバンダのサマー・スノーといい、白花はつるバラもフロリバンダも同名です。
そしてそのフロリバンダのサマー・スノーがピンク花に変わったバラが、
このスプリング・パルです。
ピンク花は、つるバラが春がすみで、フロリバンダ系がスプリング・パルになりますが、
表記が混乱している場合があるようです。
一般的につるバラは、フロリバンダやハイブリッド・ティーから変化する場合が多く、
この3種は、つるサマー・スノーが変化してフロリバンダのサマー・スノーになり、
それからフロリバンダのスプリング・パルができたという、
つるバラからフロリバンダになったという珍しいケースです。
「世界のバラ園」の株

●5~8枚目:コテッジ・ローズ
Cottage Rose
(ER)
1991年/平成3年
デヴィッド・オースチン
イギリス
オールドローズ調の花が素敵で、コテッジをとても華やかにしてくれそうです。
「バラのテーマガーデン」の株

●9~12枚目:シャリファ・アスマ
Sharifa Asma
(ER)
1989年/昭和64年
 デヴィッド・オースチン
イギリス
私の好きなイングリッシュ・ローズでもありますが、
オースチンの記事によりますと、強い日光に弱いとあります。
少なくとも11月初めの花はベッピンさんぞろいでしたけど・・・。
「世界のバラ園」の株

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◎大須界隈
名古屋市中区
(1月3日撮影)

先ずは東区の事務所で年賀状を取り、次に中区の大須を目指しました。
大須は大須観音を中心にアーケードの商店街が広がっています。
また大須は家具店があることでも知られ、
現在も幾つものお店がのれんを守っています。
そして中古品を扱う「コメ兵(こめひょう)」や
「大須演芸場」があることでも知られます。

●1~3枚目:大須観音
現在の建物は、戦争で焼失した後の昭和45年(1970)に再建されました。
参拝客が門の外までも長蛇なので、お参りは諦めました。

●4枚目:境内の鳩も群がって食事中
この鳩たちは私が立っていた所から一番近くにいた集団ですが、
ハトは境内の空いた場所に集団ごとに円陣を組んで食事に夢中でした。

●5~9枚目:アーケードの飾り付け
正月らしい飾りから正月とクリスマスを兼ねた飾りまでいろいろありました。
下は人の波でカメラを向けられず、上しか写せませんでした。
コメ兵(中古の店)も賑わっていたので、今回は素通りしました。

●10~12枚目:スイート・アリッサム
(アブラナ科、一年草~多年草)
写真は昨年末の写真ですが、昨年の4月から育て始め、
白の1株は絶えましたが、赤系の2株は残りました。
芳香があるのでニオイナズナという和名がありますが、今は寒くて感じられません。

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◎古井の天狗山
岐阜県美濃加茂市森山町
(1月1日撮影)


みなさま、あけましておめでとうございます。
本年も安寧の日々が1日も多く訪れますように。
平成24年(2012)

好天に恵まれた昨日の元旦は、近所の神社へ歩いて初詣に行きました。

●1~3枚目:大天狗像
古井の天狗山(コビノテングサン)は、あらなぎ教の本山で、
高さ12メートルの大天狗像があることで知られます。
境内には随所に1~2.5メートルくらいの小柄な天狗像も安置してありますし、
本堂の壁には天狗のお面がびっしり飾ってあります。

●4と5枚目:センリョウ/千両
(センリョウ科、常緑低木)
天狗山はお不動さんが隣接していて、
お不動産の境内はセンリョウの赤色と黄色の実で彩られていました。

●6と7枚目:ナンテン/南天
(メギ科、常緑低木)
ナンテンも赤と黄色の実が仲よく彩りを添えていました。

●8と9枚目:ハボタン/葉牡丹
(アブラナ科、多年草)
門松も紅白の大きなハボタンがあつらえてありましたが、これは鉢栽培の葉牡丹。

●10と11枚目:天狗山の裏道
表参道は車と人で溢れていたので、人通りの一番少ない裏道を選んで下山しました。
ほとんど人が歩かないと見えて、落葉した紅葉で路面が埋まっていました。
一番下に来ると今度はドングリの実が砂利石のように埋め尽くしていました。

●12枚目:写真を消してしまい、ごめんなさい。
小山観音(コヤマカンノン)の
青柳薪水湖(アオヤギシンスイコ/ダム湖)に浮かぶ舟
小山観音は飛騨川に浮かぶ小さな「中の島」にあるお堂で、
平安時代の末期に木曾義仲が、
ここの付近で病死した母君を供養するために川を小舟で渡ろうとすると波が鎮まり、
無事に渡れたことを喜んで建てたといわれます。
現在は、昭和14年に今渡りダムが完成したことにより、
お堂は「かんおん橋」を使って往来します。

本年も、バラを中心に花との語らいを書こうと思っています。
本年も頑張って撮りますので、楽しんでご覧いただければ光栄です。

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